企業ドック|MAS監査サービスはチェック・コンサルタント

1.中期計画(将軍の日)
健康診断は、「自分にはまだ関係ないかな・・・」と思っていても、意外と受診してみると「異常値アリ、要注意」と診断結果がでることもあります。
怖いのは、自覚症状がないままに症状が進行してしまうこと。ある日突然・・・ということにならないために、会社の「健康診断」も是非受診して下さい。
会社経営には4つのリスクがあり、診断項目は以下の通りです。
財務リスクは、『収益』『体力』『資金』の観点で企業の経営状況を明らかにします。
採算が取れる構造になっているか、財務体質にリスクがないか、キャッシュフロー上リスクはないか。これらを労働分配率や回収支払バランス、総資本経常利益率といった経営指標を決算書の数値から算出し、財務リスクを表面化します。
信用リスクは、定量面と定性面の観点で評価します。
これは金融機関が融資先企業に行う評価方法です。定量評価は、『安全性』『収益性』『成長性』『返済能力』のリスクで、定性評価は、『市場性』『経営体質面』のリスクです。ヒアリングや現在の借入状況を開示していただくことにより、リスクを数値化します。
経営経常リスクは、会社取引をバランス感覚の観点から評価します。
販売先や仕入先に偏りはないか、売上分類ごとの粗利益率や在庫回転率は適当か、担保余力はどうかといった項目でヒアリング・契約書等から会社のバランスを確認します。
純粋リスクは、不確実なリスクヘッジが出来ているかを評価します。
経営者や従業員の死亡による『人的純粋リスク』。火災や事故などの『物的純粋リスク』。製品欠陥等によるお客様や第三者への補償といった『賠償純粋リスク』。不測の事態が起きた時に少なくともこれ位は必要だという必要保証額があります。この保証額に見合う保険が整備されているかを保険証券等から確認します。
弊社の企業ドック(決算診断サービス)は、以上の4つのリスクに関して、決算書をお預かりし、ヒアリングや契約書等を確認させていただくことにより言語化・数値化いたします。
その分析結果から現在どのようなリスクが会社に潜んでいるかを把握し、健康な状態であれば引き続き健康な状態を維持できるように、リスクが発見された場合には、不確実性に立ち向かう危機的局面で経営者様がとるべき行動が明確になるサービスです。
リスク分析報告書サンプル
Go Top